藤岡信勝氏の活動藤岡信勝東南アジアの指導者と会談 「犯罪の歴史」ではなく、「自国の正史を回復する」ための 歴史教科書づくりを目指す自由主義史観研究会(代表、藤岡信勝 東大教授(写真右))と中島慎三郎アセアン・センター理事長の 一行20名が8月12日から、タイ、インドネシア、マレーシア の三カ国を訪れ、元外相ら政治指導者と会談した。 これらの政治指導者は 「日本軍は、独立運動に役立った」 などと、歴史を客観的に見ることの重要性を指摘するとともに、 同会による新しい教科書づくりに対する賛同の著名を行った。 最初に訪問したタイでは、タナット・コーマン元外相と会談。 同元外相は 「日本の働きなしにマレーシア、シンガポール、インドネシア が植民地から独立することはありえなかったのも事実だ」 と述べ、同会の運動に賛同の著名を行った。 また、インドネシアのルスカン・アブドルガニ元外相も 「日本軍には非道な面もあったが、独立運動に役立った面も 忘れてはいけない」 「役人の人材養成と軍事訓練を施したことが、その後の独立 運動への能力拡大につながった」 と強調した。インドネシアは日本敗戦後に、英国、オランダと 戦って独立した。 さらに、マレーシア首相の外交顧問、ガザリー・シャフェー 元外相は 「自己を否定するあまり、日本の大事な精神を崩壊させて、 民族の誇りを完全に失った」 と、日本の戦後の風潮を嘆いた。 今回の三カ国訪問で、藤岡教授らは、各国の指導者に同会の 宣言文を英訳して渡し、9人から新しい教科書づくりに賛同の 著名を得ている。 |